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辺境の村に住む一人の人間、ゲンは自分の身長が低いことをひそかに気にしていた。 そのコンプレックスを振り払う為に彼は今、長き旅への道のりを歩きだす。
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あらぶり最終形態、あらすじα版です。 ※これまでに上がった設定と違ったところがあるので、目を通す際はあらかじめご了承願います。 前提 王国の王都がある大陸の北東、今も牧歌的な雰囲気が多く残る離島のとある村で暮らすカジュ。 島にあるいくつかの村が協力して、「特産品や交易品の売買など行うための大陸に渡る商隊」を警護する仕事をしているカジュ。 一緒に大陸に渡って、商隊が商売をおこなっている期間はわりと安全なので、カジュは好きなことをしていて良い。 ひとなつっこくて好奇心も旺盛なので、商隊がまわる先々で友達ができたようだ。 大陸~島の村 今回も商隊はそれなりに満足する商売ができたらしい。大陸から村のある島へ引き上げることになった。 その時カジュは妙なうわさ話を耳にした。 「大陸のあちこちで、眠れなかったりいつも眠かったり眠ったまま目を覚まさなくなったり、そういう変な異変がおきている…」 カジュは故郷の村にいる友人のことを思い出し、仕事を終えて村に戻ると彼を探した。 村に戻ると友人の姿はなく、村はずれにある森のほうへ慣れたように探しに行くと、友人はある大樹のふもとで居眠りをしていた。 (はじめて出会ったときも此処でこんな風に眠っていたっけな)などと思い出しつつ、カジュはその友人・レーヴを起こす。 レーヴはいつも村の家畜や畑を世話してすごす。記憶喪失でぼーっとしてるが良い子なのでお年寄りがよく世話を焼いてくれる。 カジュはレーヴに大陸で聞いた噂話について伝えた。 「まるで出会ったばかりのころのオマエみたいだ。”レーヴ”(ねぼすけ)なんて…俺がつけた名前だけどさ」 「なんか気にならないか?もしかしたら記憶喪失をなおす手がかりとかさ。なあ、一緒に調べてみないか?大陸に渡ろう!」 「ついでに異変を解決できたら、きっと英雄扱いだぜ!」 自分はなんども渡ってなれてるし、モンスターが出ても戦えるから大丈夫。レーヴも強くなったほうがいいけどな、と 二人は村を出て、大陸・・・まずは王都をめざすことにした。 島の村~大陸(港町) 島の内陸にある村から、大陸へ船の出ている港がある村まで移動、定期船があるのでそれに乗って大陸へ渡る。 レーヴにとっては何もかも珍しいことのようだ。 大陸に渡って最初についた港町。此処から陸路で王都を目指す。 いつもは商隊の馬車で1日ほどだったが、今は足がない。数日かけて陸歩でも、いけなくはないが。 カジュは閃いて、よその商隊や荷を積んだ馬車の持ち主などに声をかけて回る。しばらくすると一人の若い青年をつれてきた。 リツ、という青年は一人で各地をまわる行商人をしているのだが、これから王都方面にむかうところで、 荷馬車の警備をしてくれるなら一緒に乗せてあげる。という話をつけたという。 リツの馬車に便乗して、港町から王都まで向かうことになった。 道中でモンスターか盗賊にでくわし、3人でなんとかするエピソード あわてた際にリツが”標準語”から”関西弁”が漏れでて、かわった言葉遣いだねとつっこまれる。 地方の言葉だから舐められると良くない。と恥ずかしがって隠すリツ 世間話で異変についてたずねると「う~んたぶん・・・や、気のせいかも~」と知ってるようではぐらかす。 なんとか無事に王都のほうまでやってきた3人。 リツは王都では商売をしないというので、馬車を降りて別れることになった。 王都 王都つくとたくさんの建物と大勢の人々でレーヴが目をまわしている。こんな場所でどうやって情報を得ようかという所で 「大丈夫、ここには友達が居るんだ。そいつを訪ねよう。」とカジュがあるところへ案内する。 交易所について、なかを探してみると程なくして見つかったらしく、嬉しそうに紹介した。 紹介された青年はシュウといい、王都でも名の通った商家の跡取り息子だという。 物理的な商品以外にも情報について通じており、情報を買いにくる客もいるほどらしい。 カジュが商隊の警護で王都に何度か滞在した際になかよくなったようだ。 さっそく異変とレーヴのことについて伝える。 シュウは純粋な同情心からレーヴの身を案じ、すこし考えてから話をしてくれた。 「小さな子供やご老人、病人がかかりやすい疾患のようなものだときいています。免疫力や抵抗力が低いとかかってしまうのかもしれません。」 「記憶にまつわる症状は、まだ聞いたことがありませんね…ここは王都ですから王立の医院や図書館などがありますが…」 一応いってみますか?とひかえめな提案をうけ、3人でその2箇所をまわってみることにした。 医院については異変を不安がって訪れた人だかりができ、貴族や王都民でもないレーヴを診てもらえる様子ではなかった。 図書館についても、過去におきた異変や疾患症例などをあらってみたが目ぼしい情報を得られなかった。 司書から「学園都市にいけば、王国最大の図書館があるが・・・」といわれたが、はるばる其処まで足を伸ばすのか悩む一行。 「なンだよ、せっかく顔みにきたってのにエラソーな騎士サマそぶりで・・・っと、あぶねっ」 歩きながら相談しつつ、路地を曲がったところでレーヴがハデな男(カオル)とぶつかりよろけた。 男は颯爽と手を差し伸べレーヴを助けこしてくれた。「わるい、イライラして気がそれてた、怪我ないか?」 シュウが相手を気遣って挨拶かわりに声をかける 「謁見断られたんですか?いま王都は警戒が強くなってますから・・・残念でしたね」 「あーオウサマじゃなくて・・・あー、まァいいか、確かに忙しそうだったし。また今度にするか。」 などと話しているとカジュが男の背にある楽器に気づいて、もしかして吟遊詩人?とたずねる。 男は気をよくして肯定すると、頼んでもいないのに「お詫びに一曲」と王都の歌を歌いだした。 「王都いいとこ一度はおいで 女はきれいで食べ物うまい 緑たくさん なんでもそろう ただし騎士サマぶあいそう あんちくしょう~」 などと歌がすすんだところで、警官が怒って「侮辱する気か!」と現れたので、男は急いでにげてしまった。 しばしあっけにとられていると、シュウが何か思い出したようで 「騎士ですか・・・そうですね、もしかしたらあの人がこの件について何か知っているかもしれません」 あの人、とやらをたずねて王城におもむく3人。大きくて立派な城と、さきほどの警官の様子をみてカジュが大丈夫なのか心配するが シュウは慣れた様子で騎士団の本部があるほうへむかう。受付らしきところで二言ほどやり取りをして、しばらく待つと騎士がでてきた。 頭にターバンを巻いた鎧の騎士は受付の前でシュウと話している。顔見知りのようだ。さきほどの吟遊詩人と同郷のような容姿をしている。 更にしばらくすると中から白い鎧をまとった金髪の騎士が現れた。 「待たせてスマン。またヤツが来たのかと思って居留守を頼んでいたんだが・・・」 「シュウだったから会うってさ。部下をこういうことに使うなよな?」 「お忙しいでしょうにありがとうございます。まあ、色々ありますよね・・・?」 かるく挨拶をかわして、シュウが騎士二人を紹介してくれた。 金髪の騎士はシャムラセインという由緒ある貴族の、若いながらも”白騎士部隊長”で 黒髪にターバンの騎士はマコトといい、外国人部隊の騎士だという。(マコトの登場その他については未だ考え中 by.誠) さっそく本題にはいり、最近続いてる異変のことについて調べているが何か掴んでいないか?とたずねる。 シャンは首を振る。「王国が公表している現状以外に話せることはない・・・すまないが」 「どういう事情かはわかりませんが、機密事項として官僚と騎士団の一部がこの件の究明に乗り出していることは存じています」 「さすがシュウ、耳が早い・・・いや、俺じゃないぜ?」 「・・・学園都市の王立図書館は」「まだ決めていません」「そうか」「・・・いいんですか?」「なにがだ?」 「いいえ、ありがとうございます」緊迫した空気で会話がひとくぎりしたあと、シャンを呼ぶ女性(マミヤ)の姿が見えた。 「・・・オーリック様、支度が整いました。いかがなさいますか?」 「わかった、今すぐ出る。マコト。」シャンはきびすをかえして女性と一緒に去っていった。 「ああ。」返事を返して3人にふりむき「話せないとかいってお人よしだよな」「ええ、まったく」「じゃあ”また”な」「はい」 マコトも立ち去るとシュウはカジュとレーヴにむきなおる。カジュはすっかり空気に呑まれた様子でやっと大きく一息をついた。 王城を出たところで「なにしゃべってるかぜんっぜん判らなかった・・・!シュウすごいな、騎士団長相手に」 「ああ、いいえ、シャンは学園都市で同級生として過ごした友人でもあるのですよ。こういう場所じゃなければ、もっと気さくな人ですよ?」 「いやでもすごい、レーヴも思うよな」「(コクコクうなずく)」 「やめてください恥ずかしい・・・!そんなことより!その学園都市、行きませんか?」「え?」 「手がかりの可能性があります。シャンたちも今からおそらく向かうはずです」「えっそうなの?」 「官僚と騎士団の一部がこの件の究明に乗り出している、と先ほど申しましたが」「・・・それって、もしかして」 「ええ(にっこり)」「やー・・・やっぱシュウすごいって」学園都市に向かうことになったようだ。 王都を出て 学園都市までは馬車をつかってもかなり距離があるので、2つか3つほど町や村を経由することになる。 そのなかで小エピソードとしてシュウが商人したりカジュが用心棒したり、それらをレーヴがてつだう描写 異変らしき睡眠障害に悩む人物が出てきて、すこし深刻感をあらわにする描写 気のせいかもしれないくらいの雰囲気でレーヴが睡眠障害を和らげたのか?という描写 あらためて3人がお互いのことを話してみたり、仲を深める描写。 こっそりカオルがいて歌をきかせてくれたり、こっそりリツがいてアイテムがかえたり (リツから買えるアイテムの中に中古書のシリーズ小説があり、持っているとあとで使える) 「騎士団にはいるとあんな美女が側近になってくれるのか~」「そういえば初めて見ましたね」とか 学園都市 王立図書館 学園都市にたどりつき、さっそく王立図書館にむかう。図書館では不思議な力(マナとか練力とか)について知ることができる。 マナや練力については少し学があれば知っていて当然のレベルだが、カジュは関係性をなんとなく解る程度、レーヴはまったく知らないので シュウが改めて、ここでおさらいと言う名の説明をする。 練力を鍛えれば使える力が強められたり、幅が増えることがあります。などと戦いのアドバイスをもらう。 だが異変についてコレといったことは得られることはなかった。禁書のライブラリが気になるのだが、国の許可が下りなければ見ることはできない。 シャムらは禁書ライブラリを見たのだろうか?ほかに手がかりのようなものは無いか? 騎士団長がわざわざ時間をかけて学園都市にまで来る理由は他にもあるのでは・・・? 学園都市の別のところも探してみようと話していると、図書館のある一角で本を探している大柄な青年と出会う。 「お前たちか?異変について調べてるモノズキなやつらは」「そうですが、貴方は・・・」 「外国人部隊の騎士の一人・・・といっても騎士なんて柄じゃねーがな。ただの傭兵だ」 ジン、と名乗る青年も今回の件でシャンと行動を共にしている一人だという。傭兵、というだけに鎧も革のものを身につけている。 どうして此処にいて自分たちに声をかけたのか・・・暗にシャムの指示で自分たちがここを訪れることを見張っていたのか尋ねると ジンは肩をすかして「それもあるが、そっちはツイデだな。俺の本命はコッチだ。」と本棚をさす。 趣味を諦めずに仕事ができる(できるというより、今回はほぼしてるそぶり)。アイツはいい上司、とジンは言った。 だが、閲覧しようとしたシリーズの巻だけが借りられていて本棚にあらずガッカリしているようだった。 (ここでリツから中古書を購入しているとジンにあげることが出来る) ジンにあげる 【必要ないからあげる】OR【もう読んだからあげる】→どちらでも大喜びしてくれるが【もう読んだ~】を選ぶと仲間フラグ1(笑) (持ってなければ仲間フラグは立たずにそのまま進む) ジンはこちらから尋ねる前に「あいつらなら学園校舎の方にいったぜ、元将軍に話を聞きにいくとか」と話してくれた。 自分たちのためというより、早く話を済ませて蔵書をあさりたいだけにもみえるが、ひとまず聞いたとおり学園にむかうことにした。 学園都市 王立アカデミー 学園へむかうと、シュウはある人を思い出して其処をたずねる。シャンの祖父、グレン・オーリックその人である。(グレン存命VER) グレンは随分前に将軍職を引退してから、学園の若者に戦術や兵法を生徒に教える職を自ら希望し、王都からこちらに居を移し暮らしているという。 ジンの言うとおりグレンの自室に向かうと、扉の外にマミヤが立っており、やはり先にシャンらがたずねていた。 ジンが早々に自ら口を割ることも判っていた様で、すんなりと中に通されて ”仕事のついでに身内をたずねた所で級友と再会した”という計らいをうけ、グレンの話を一緒にきくことができた。 最近の異変についてはマナに何か起きているのではないか?何らかの干渉を受けている可能性がある。 マナが何かの干渉を受けることは稀なことだが過去にいくつかあった。といわれる。 そういったことならば大森林で何か情報が得られるのではないか・・・とグレンが続きに及ぼうとしたところで体調を崩しはじめる。 このところ妙に体調がすぐれず、もしかしたら異変の影響なのかもしれない・・・とこぼす。 グレンは学園つきの看護師らにまかせ、体調をおもんばかって全員退室することにした。 「せめて中和剤の開発が進めばな」「開発中というのは本当だったんですか」「異国からきた特別な研究員がいるらしいソイツが・・・」 マコトがそこまで言いかけるとシャンに視線で静止された。 とりあえず、大森林に向かうことになりそうだと話を切り替える。 大森林といえばエルフが暮らす土地だが、結界が張られていて部外者はめったに入ることが出来ない上、危険な野生種も棲む場所だが シャンとマコトは早々に次の目的地ときめたようだ。 ふいにカジュがきりだした。「俺たちも森に向かおう」 シャムとマコトは民間人に此処から先は荷が重い、怪我だけではすまないと諭され、シュウもさすがに考えるところがあるようだ。 「確かに俺たちだけじゃキケンだと思う。だから、同行させてくれないか」と申し出るカジュにシャンは首を振った。 「民間人に怪我をさせるわけにはいかない。それに・・・足手まといも結構だ」「なんだって!」「おいシャン、さすがに言い方があるだろ・・・」 「言葉を選んだつもりだが。大剣を振るう腕力はあるようだが・・・俺たちは先を急がなければならない。素人を同行させて連携が鈍るのは此方の命にも関わりかねん。俺は…、私たちは王国の騎士。己のためではなく、民のために命を費やす。・・・いいたいことは判るよな?」 「そっちが下手うったら、それを庇って死ぬのを選ぶのがオシゴト。庇ってくれなくて良いって言われてもな」 「マコトも言葉を選んでください・・・でも、残念ですが、そのとおりになってしまう可能性がある以上、僕たちはこれ以上は難しいでしょう」 カジュは握った拳に悔しさをにじませ、突きつけられた正論に口をつぐんだ。そこへのんびりと文庫本を片手にジンがやってきた。 「なんだ…次は大森林かよ。エルフも小説読むのか?その本はナニ語で書かれてるんだろうな?」 とぼけたような切り口で合流したかと思うとふいにニッと笑みを見せ「いいじゃねぇの、腕くらい見てやれば」と言い放つ。 「チャンスは平等にやってきやしないし、時にまったく公平でもないが、俺はそうして切り拓いてきた。どうする?」 どうやらカジュとシャン両方に語りかけているようだ。二人はそれぞれの表情でお互いを一瞥して決めた。「いいだろう」「やらせてくれ」 ジンはこっそりシュウとレーヴに言った。「な?いい上司。」 学園都市 腕試し 学園のある施設に一行は移動して腕試しを行うことになった。学園生が剣の技術を磨くための施設らしく、うってつけの場所のようだ。 二人は腕試しの準備をしている。「模擬剣で十分だろう。ここで意味の無い怪我をする必要は無いからな・・・備品だが好きなのを選べ」 ギャラリーに徹する気のジンとマコト。「そこのもう一人はどうするんだ?」「二人がかりでか」「足りるってことはねぇだろ」 「足りなさ過ぎても怖いんだよ、判るだろ?・・・万が一ってこともあるし、俺はあんまり気が進まない」「その割りに止めないんだな?」 「そそのかしたのはジンだろうが・・・みてみろ、シャンのヤツやる気になって」「そりゃ良かった」気苦労の染みたマコトに対し、ジンは屈託なく笑う。 「二人ともやめてください」たしなめられて会話が止まる。 「シュウがいなきゃ、なんの手がかりも得られずに、きっと俺たち此処までくることもできなかった・・・」 カジュは両手使いの模擬剣を構えた。 「俺が一人でやってみる。この旅は、俺が言い出したことだから。俺がコイツを守るからって。」「いい気構えだ・・・しかし」 模擬剣による腕試しがはじまる。思ったより剣は振れている、筋はいいがなってない、など外野の解説が混じりながらも力の差は圧倒的で 程なくして決着がついた。膝を折ったカジュが肩で息をしている。怪我をしている様子すら無い。 息も乱さずシャンはレーヴに向かって言う。「もう一度だけ見てやる。次は2人で来い」 「ちくしょう・・・ちくしょう、ちくしょうっ!余裕みせやがって!レーヴは・・・っ」「関係ないのか?」「・・・!」 「お前には隙がありすぎる。普段はあの友と連携しているんだろうが、その癖がついていて話にならないんだがな」「・・・!」 「この先から戦うのがお前一人ならここで終わって構わないが、二人でやるなら二人でこい。実戦の話をしているんだ。腕試しの意味が無い」 カジュは目を見開いて言葉を失っている。シャンは再びレーヴに言い放つ。「”関係ないのか?”」 (選択肢で 関係ある/関係ない が出るが 関係ないを選んでもシュウに一言いわれて無限ループ) 「関係ある」模擬の武器を手に取った。 カジュ&レーヴ対シャンの腕試しに移ることになった。カジュは息を整えながら神妙な顔つきをしている。 「・・・ごめん、俺、思い違いをしてた。俺、今までレーヴに頼ってたことに気づいてなかったんだ。戦いでも何でもさ・・・」 「・・・あのさ、まだ旅ここで終わらせたくないんだ、うまくいえないけど・・・これから解ることを知りたいんだ。だから、レーヴ・・・一緒に戦ってくれないか」 弱音のようにこぼすカジュにレーヴは静かにうなずいた。 カジュが両手剣のショートレンジに対しレーヴはショートミドルレンジ兼用できそうな武器(棍や槍の柄が長いもの、縄術とか) 普段の戦いは、カジュの攻撃を敵に当てるためにレーヴが撹乱したり囮になったりと隙をつくるコンビネーション 再開の準備が整い合図が出されると、カジュとレーヴは同時に地面を蹴り出してシャンに挑んでいった。 シャンが指摘したとおり、レーヴが小回りを利かせカジュの大きな振りが生きはじめた。先ほどに比べると大分と形になっている。 目つきは真剣みを帯びてきたが、まだ指南の域のようで的確に切先をかわしていく。 余裕をのこした手ごたえに焦ったカジュは、自らの大きな剣に回復しきらない体力を庇いきれずバランスを崩す。 これまでだ、と言わんばかりにとどめのモーションへ入ったその時、レーヴがカジュを庇うように立ちはだかり、その攻撃をはじいた。 同時にレーヴも転倒するが、衝撃の余韻でシャンの剣先の戻りが遅れたところへ、カジュが懐へ飛び込んだ。 二人が同時に倒れこむとギャラリーから「それまで!」と声が上がった。 気づくとすぐそばにシュウとマコトがやってきていて、シュウはレーヴを助け起こし、マコトはカジュを助け起こした。 「頭は打っていませんか?・・・大丈夫のようですね」「(こっくり頷く)」「ムチャクチャすんなあ、やめてくれよ」「ごめん、無我夢中で」 「おまえもだよ、シャン」「ああ、次はマコトにも手を貸してもらうか」「そういうことじゃないって まったく」 3人ともなんともない風で立ち上がり、息を整えたあたりでジンがたずねた。「で、結果はどうなった?」 「・・・覚悟は伝わった」カジュ、レーヴ、シュウが顔を見合わせる。「本気か?俺は逆に今ので不安になったけどな・・・」 「もちろん、手に負えない様なら途中でも帰すがな。その時は必要なら俺たちも引き返すことになるが」「マジか・・・」 シャンとマコトのやり取りに一足早くシュウが安堵の息をつく。「え?俺たち付いていっていいの・・・?」カジュが目を丸くする。 「尻もち分はサービスしてくれるってよ」よかったな、と声を潜ませたジンにシャンの視線がとんだ気がした。 学園都市 その後 もうすぐ日が落ちて夜を迎える頃。カジュ、レーヴ、シュウはアカデミー敷地内の学生寮にある客間を宿として借りることができた。 腕試しの疲れがとれれば、すぐにシャンらと大森林へ向かいたかったが、大森林に張られているという結界についてグレンから話を聞いておきたい。 どのみち今夜は学園都市ですごすことになるが、グレンの体調が回復しなければ足止めを受け、または話を聞くことなく大森林へ赴く事になる。 部屋の中で3人はそれぞれ、今日の出来事について思い返しているようすで、普段の和やかな雰囲気ではない。 シュウが学生時代に使い慣れていただろう寮の給湯室でお茶を淹れてくると柔らかく口を開いた。「とりあえず、状況を整理しましょうか」 状況整理のターン 睡眠障害を伴う疾患が??頃から目に付くようになったこと。老人や子供、病人などがかかりやすいこと。 国民向けの調査団や公開情報もある裏で、王国の騎士団や官僚の一部がこの件についてなぜか機密事項レベルで調査している。 騎士団の一部はシャン、マコト、ジンも含まれていて、おそらくシャンは指揮兼、責任者。 事の発端は生気の源でもあるマナの異常がうたがわれる。グレンが言うには「干渉をうけている」らしいが何からかは不明。 大森林にいけばさらに手がかりが?エルフがマナについて特別なことを知っているのか・・・?グレンに話を聞かなければ。 中和剤の開発がすすんでいるというが、グレンは大丈夫だろうか・・・ 「あの白騎士の実のお祖父さんなんだろ・・?心配だろうなあ」 「むかし、まだこの国の国境が著しく変化していた頃に大変活躍された英雄ですから・・・シャンがもっとも尊敬する人物ですよ」 「そうかぁ・・・どおりでなんかさ、色々つえーよな」「そうですね」 調子がもどらない、今夜はこんな空気だろうか。と思われた矢先に「あっ」とカジュが声を上げた。 「そういえば学園都市に来る道中の村で、レーヴが睡眠障害の症状を和らげたようなことがあったよな?」 偶然だったような気もするが、もしかしたらヒーラーの素質があるのかもしれない、とシュウが言う。 能力を鍛える練習をしてみたらどうか?という話になりカジュがそれにくいついた。やっておけることは何でもやっておきたい気分のようだ。 幸いここは学園敷地内であるので、その類に関連する教材についてはまさに宝庫だった。 勤勉な学生たちのために、書庫室などはもうしばらく開かれているというのでカジュはレーヴとシュウを急かしておもむいた。 修練書によると自己流ながらカジュは戦術や魔法攻撃などの基礎は出来ているようなので、簡単な応用について記載された本に目を通す。 レーヴはシュウの薦めるヒーラーのための基礎修練書を読んでみた。図の手順にあわせて集中力を高め、練習台のカジュに施術を試みる。 「・・・?なんだろう、なんとなく、腹の中が暖かくなってる様な」よくわからない感想にシュウはうなずいた。 「微弱ですが反応はあるようですね。能力が強くなるかは訓練してみないとわかりませんが・・・」 そこそこに収穫を得た後、時間も遅くなったので宿の客間へもどる。その道すがら、ジンが現れた。 「よう、勉強熱心だな」昼間のように笑顔を見せているが何処となく目つきがするどい。目線で路地の影をさす。影は薄くきえてなくなった。 「なんですか?」「さーね、言っていいって言われてないし」「・・・あれは僕たちに?」「そういう事だ、面倒だが」 「もしかして俺たちがそっちに付いて行く事になったから・・・見張りってことか?」「どっちの・・・どういう意味で言ってるんだそりゃ。俺を疑ってんのか?」 「いえ、すみません。正体不明の敵対勢力とみていいんでしょうか?あなたはそれを調べていて、ついでに今は護衛をしてくださった?」 「察しがいいのは助かるが・・・うーん、ま、そういうことだな。どうせわかる事だろう。上司のそういう指示」 未熟な自分が付いていくことを許された上に、守られる。今までは村の人やレーヴを守る側だったカジュのアイディンティティが揺らいだ。 「そういうわけだから、気ぃつけといてくれ。出来れば今夜はさっさと寝とけ、明日は早くなる・・・かもな」 ジンの言葉にカジュは目を丸くした「えっ、グレンさん体はへいきなのか?」「わからん。が、今ちょうどな」話を聞いているだろうと。 押掛けたのかと喉まで出そうになったのを堪えたカジュを見てジンは頭をかいた。「逆だ、逆。呼び出されたの、コッチが」「そ、そうなんだ」 「あー、もーめんどくせーな。さすがにこの国の英雄あいてに、勝手に”来い!”とか言いたくないんだよ、色々あって!」 ホラ!と無言で指で合図を送る。裏を含んだ言葉のやり取りには到底なれないカジュだが、何度も目の当たりにしてきたせいか、ハッと気が付いた。 「あ、えっと、俺らすっごい心配で・・・様子見たらすぐかえるから!一瞬でいいから!オネガイ!」「オネガイときたかよ」 「ぼ・・・僕らからも頼みます」「オネガイね、はいはい」 見るからにわざとらしく仕方ないなーという素振りの案内で再びグレンの部屋へ向かうことになった。 学園都市 グレンの自室、再び 4人で昼間に来たグレンの自室を訪ねる。扉の前には昼間と同じくマミヤが立っている。 なんだか部屋の中の様子が違うようで慌しい。さらに人が居る気配がする。マミヤは4人の入室をとめた。「ジン様はともかく後ろのお連れ様は・・・」 ジンは3人を待たせて1人で部屋に入った。気づくとレーヴの顔が真っ青になっていた。カジュとシュウが心配する。 程なくしてジンが部屋から出てくると眉間にしわを寄せて苦々しくため息をついた。そのすぐ後ろからシャンとマコトが部屋を出てきた。 どうやら例の睡眠障害から衰弱を引き起こしているらしい。さきほどまで意識を保っていたようなのだが。 「・・・。ちょうどいい、明日の朝にも此処を立つから準備しておいてくれ」カジュたちが訪れていることにも触れず指示を伝える。 「・・・ご容態は」「アカデミーのヒーラーは王国つきに劣らず優秀だ。任せるしかない」淡々と答えるがシャンの声色は重い。 森林の結界をどうすれば越えられるかという話にはいたらなかったという。だが向かってみなければ何があるかわからない。 「レーヴ、え?」青ざめたレーヴは寄り添うカジュに伝えた「え・・・っと、コイツ、グレンさんに逢いたい、って」さすがにカジュも言いよどむ。 「心配を、してくれるのは有難いが・・・」「レーヴくん、部屋に戻って休みましょう?」優しく諭されても白い髪が横に振れる。 シャンは少し考えた後、気が済んだらすぐに戻ることを条件に入室を許してくれた。 部屋に入ると学園付きのヒーラーと助手らしき数人がグレンの横たわるベッドを囲んでいる光景があった。 昼間に見た人なのに、同一人物かと疑いたくなるほどに覇気が消えうせている。眠っているだけのように見えるのに。 どうしてこんな異変が起きて、命が脅かされなければならない?グレンを覗き込みレーヴはおもむろにシーツの上から横たわる体に触れた。 さきほどカジュに試したのと同じ方法で集中力を高める。この空間にマナをあふれさせるイメージで。 立ち寄った村で本当に症状を緩和できたのなら、自分にヒーラーの力があるなら、一滴でも。 レーヴが祈るとふわっと人肌に暖かい風の波が部屋のなかをすり抜けて、ただそれだけだった。グレンに変化は見られない。 しばしして部屋を出ると、明日に備えてようやく客間に戻ることにした。3人は言葉少なに眠りに付いた。 (ここでレーヴが自発行動をとるのは未だ早い気もするので、カジュがレーヴに治癒を試させてみるのも・・・) 翌朝 早くから目が覚めてすっかり出発の支度を整えた3人は指定された時間どおりにアカデミーの正門へ向かうと、馬車がとまっていた。 これで大森林へ向かうのか?と顔を見合わせたが、馬車のそばにいたジンとマミヤによるとまさにそのようだ。 シャンとマコトはまだ来ていない。朝早くにグレンの意識が回復したのだという知らせに3人は表情を緩めた。そこへ足早に合流するシャンとマコト。 「揃っているな?問題なければすぐに出してくれ」マミヤを除いた全員が乗り込む。秘書的役割のマミヤはいったん別行動を取るようだ。 6人が乗り込む馬車が学園都市を後にして大森林方面へ続く街道に出た。一息つくと、落ち着かないカジュのかわりにシュウが切り出した。 「伺ってもよろしいですか?」「何を?」「いや、それは教えてやれよ」マコトのセリフに状況の好転が伺える。 「・・朝方に意識が戻って、出発前に話をすることが出来た。顔色も大分よくなっていた。これでいいか?」3人は次々に安堵の表情を見せた。 「確証はないが、レーヴの治癒が効いた可能性がある」「そうなのかっ?」「確証はないが、だ」「あの暖かい風みたいなのがなぁ」 マコトはなにか心当たりがるようだ。 「てゆーか初めて名前呼ばなかった?」「カジュとレーヴだろう」「ずっとオマエ、オマエだったじゃん!」 「同行者になった以上、それでは不便だろう?」「ひっっっど!!!!」「なんだか気があいそうでよかったですね」 昨夜の空気を払拭するように車内が活気付く。 「そういや、大森林の結界とやらはなんとかなりそうなのか」ジンの質問にシャンは頷く。 エルフも近隣の村とは、わずかながらやり取りを行っており、村人が森へ入る際の目印と合図があるという。グレンからそれを教わることが出来たらしい。 「思っていたんですが。となるとグレン将軍は大森林へ訪れたことがある上、エルフと面識がおありに?」 「そうだな、一応俺もあるんだが」何気なく発された一言に車内がどよめく。 「祖父に連れられてな、とても幼い頃に一度だけだ。当てにするなよ?」 街道を問題なく進み、数時間。気づくとレーヴとカジュが揃って眠りこけていた。あまり眠れなかったようだったとシュウからフォローが入る。 シャンも今のうちに眠っておけよ、とマコトが小声で伝える。どうせ部屋で付きっ切りだったのは判ってるんだ。シャンの視線がそれた。 「そうしとけ、更に一筋縄じゃいかなくなるんだろうからな」「体が資本ですよ」ジンとシュウの援護射撃が入る。支障はない。と答えるが。 「嘘付け、昨日カジュに食らったとき、変に腕ひねってたろうが。その上一睡もしないってのに先に進ませられるか?」「大した事はない」 「おまえの名誉を考えて、この二人が聞いてないときを狙って話してるんだ。いーか、いわせてもらうぞ、シャン。おまえが頑固で無茶をするから、危なっかしくて自分の仕事ができないんだよ・・・」 ジンは声を出さずに大口を開けて器用に笑っている。シュウはあーあ・・・と苦笑いをみせた。シャンは真顔で聞こえてはいるようだ。 「いい上司だよな」「そうですよね」「・・・・・・日が昇りきる前には起こしてくれ」マコトに軍配が上がった。 補足 マミヤは王国風のビジネスウーマン的な格好でシャンについて秘書のような仕事をしています。ジャポネの人間とはわからないレベル。 主に馬や宿や消耗品の手配、進路を先行して快適にすごせるかなどの情報収集、ときに交渉ごとなど。とても優秀。 王国内部に潜むジャポネと通じてる官僚?の差し金で就任。周りにちらつく影はマミヤの部下のざこさんたち。 妄想設定ですが、コウサカ家=神が下界に降るための坂を護る一族 マミヤ家=神が下界に滞在する間の宮(すまい)を護る一族 両神=神を降ろす媒体の一族 というわけで コーサカとマミヤは右腕左腕二枚看板の超名家で能力もかなり高い幹部。 コーサカは研究施設で中和剤の開発を手伝う振りして邪魔している。コータをたぶらかしたり(笑) マミヤはシャンに付いて手伝う振りして邪魔している。グレンの体調が突然崩れたのはマミヤの能力による。 レーヴの治癒能力は効きますが、もともと健康な人には意味がないので傍目には良くわかりません。 砂漠の国で「温かい風」に似たなにかがあるようです。 あらすじ:木尾α版分岐-柳沢(大森林到着以降) ※参考程度にどうぞ
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バーニー フレンズ 登場人物恐竜 コメント 1992年のアメリカ合衆国の子供向け番組。この番組のタイトルは、主人公である擬人化した紫色のティラノサウルスのバーニーの名前からきている。バーニーは、楽観的で親しみやすい歌と踊りを通して、子供たちにいろいろなことをしえている。日本では、ディズニー・チャンネルでプレイハウスディズニー枠で『バーニーと英語であそぼっ!』のタイトル放送された。 登場人物 恐竜 ガチゴラス:バーニー トリデプス:ベイビー・ポップ ハヤシガメ:B.J. モトトカゲ:リフ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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スレッド開始~現在 かの董卓が呂布の刃に斃れてしばらくのこと。都の政を恣にする李、郭両将軍の 反目による混乱のさなかに長安を脱出した劉協は、楊奉の助力を得て弘農までたどり着いていた。 宿舎にも事欠き、ひと心地つくこともままならぬ中、皇帝はふと感慨にふける。
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2. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 18 58 01.10 ID W23sdIMO0 ttp //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1243782802/ ぐるぐる色々考えてちょっとまとまった この世界観、設定の時点おもしろくなかったら素直にこれはダメと言ってほしい 近未来、限りなく人間に近い高度な知性を持ったロボットがいる世界 この世界の人々はロボットが人間になりすましているのではないかと言う疑念に駆られている それを少しでも緩和しようと政府はあるイベントを開く 10人の人間と10人ロボットを一定期間どこぞの閉鎖空間、もしくは閉鎖都市で共同生活させる 選ばれた人間は誰がロボットで誰が人間なのかを当てなければならない ロボット側が当てられた率が低ければ低いほど開発した企業への莫大な賞金がある 主人公はひょん事からこのイベント(大会)に参加することになる こんな感じ 主人公もロボットでしたってミステリにしたり企業と政府の癒着を描いたり 近未来の科学が進んだ世界なので科学力ということでちょっとしたファンタジーもOK キャラをテンプレ化したり生活を通しての恋愛模様を描くもよし、エロ展開もあり 広げすぎかな まぁ何でもあり ちなみに異星人がいたりとかもOK 3. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 18 59 02.67 ID W23sdIMO0 ロボットのいる世界、農業用や工業用のロボットは見るからに機械というような外見をしているが 人間の日常に近い介護用や家事手伝いロボ達は人類との外見的差異はもはやない 当然それらのロボット達は目立つ首飾りなどをして誰の目にもロボだとわかるようにされている。 更にロボ達には感情はなくデータベースと演算機能に頼り感情があるよう見せてるに過ぎないと公式には発表されている。 しかし技術開発目的で作られたロボの中には年を取る機体も存在し、人々の中では既にロボ達が人間社会に溶け込んでいる との噂や疑念が後を絶たない。 【ここまで世界観設定】 ↓ 主人公は(ヒロインの幼馴染【仮】と)ある実験に参加する事となる (主人公の特殊技能はロボットと人間を見分ける能力とかどうだろう ただし感情有は無理) ↓ 感情のあるロボットを確認する ここでそのロボとひと悶着 ↓ 人類滅亡主義者や政府などお偉いさんの思惑が働いてると感じる ↓ この実験の目的は感情を完成させることだと思う(主人公) あと自分がそのロボットかもしれないとかうんぬん ↓ ヒロインは感情のあるロボットだとわかる ↓ 更に感情有りロボとひと悶着 ロボットの方が人間にくらべより優性であるとかそういう思想うんぬん ↓ 結局この実験の目的は感情有のロボット達を危険だと感じた人たちによる結果ありきの実験 この問題 (ロボットの感情うんぬん) の決定権をもつ人 (まぁ偉い人、今となってはあんま重要じゃない) への働きかけ (工作みたいなもん) のために過ぎなかった ↓ ヒロインは感情を切られ感情のないロボへ ↓ おしまい 34. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 20 42 04.31 ID W23sdIMO0 まず感情有ロボ(ヒロイン)の経緯を説明する形で ロボットに感情を与える事について研究を進めていたA(教授) 画期的な方法Bを思いつく これまでとは一線を画したそのロボットの研究開発について 管轄をどうするかで工業、農業用などのロボットを管轄する○○(科技省、経産省あたり)か 介護、教育などを管轄する○○(厚生省、総務省あたり)でもめる 結局第三者の○○(防衛省のつもり)で予算がつく - 二足歩行型ノ兵器掛カル予算 見たいな感じか 研究が進み何体か開発される 実験的に人間の生活空間に投入してみることとする→これがヒロイン 続きあり 36. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 20 51 47.54 ID W23sdIMO0 大会(イベント)が開かれる経緯を説明する形で 感情の有るロボットを研究は順調に進められている しかし十数年前の生活空間への投入という実験以来 保守的な人たちの抵抗で推進派はなかなか次のステップに進めずいた だが急に実験、それもかなり大胆なものが提案されあっさり認めれる それが主人公が参加する大会(イベント)。 主催した人たち(推進派)の実験の目的はロボ(ヒロイン達)に特殊な環境を経験させる事で 主人公が選ばれた理由はヒロインに一番近いひとだったから つまりペアの形でみんな参加することとなる ちなみにヒロインやその他のロボも自分がロボだとは知らない予定 40. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 21 11 02.42 ID W23sdIMO0 大会(イベント)が開かれた理由を説明する形で 結局一人のロボットが人間に危害を、もしくは何か問題を起こしたことにより 実験は大きな失敗で終わる それによりこの研究は一旦打ち切り 実際は何らかの人為的な工作によって上の問題(危害うんぬん)は起こされている 出生率および人口の減少が大きな問題となっていた当時の日本では 積極的な人工授精および体外での胎児の成長について規制を緩和し対策を建てようとしていた これらの技術の根幹には十数年前の技術(ヒロインの)が使われており 生まれてくる子供が感情の有ロボットであるなどのあやまった認識が広がることを恐れていた そこでロボの方の研究を停止したいという話になるが こちらもかなり大きなプロジェクトであり推進派もそれなり多かったことから簡単に研究停止という話にはならなかった そこで実験を認可し問題を起こして開発をストップする 最終的にこれまでの研究は -画期的な新理論によるロボットの研究開発 という名目だったとして打ち切られる 42. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 21 14 35.53 ID W23sdIMO0 34 36 40 これらは特に記述しなくてもしてもいいと思う 目的としては途中まで主人公は実験の真意などを見誤っているので それらの理由が矛盾ないよう 背景としてこれらの事があったという認識でいい感じかな 45. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 21 28 14.58 ID W23sdIMO0 39 "なぜ認められた? " 40 "特殊な環境を経験させる意図は? " 感情の完成具合を見るためかな これまで人間の生活空間に投入されていったロボット達(ヒロインとか)は 何か問題、例えば学校でいじめられるとか非行に走るなどの事をあれば起きた瞬間もしくは事前の段階で 回収されてたと思うので、ただでさえかなり無茶な実験なのに 問題を起こすようなロボットになったのを放置するわけにはいかないでうよね だから研究する側としてはこれまで順調に育ってきたロボット達がそういう特殊な環境でどういう反応をするか 見たかったというか、それが貴重な実験データになる 物語の外での話しで説明すると先に 2-3 の方があるので何か理由をつけて参加させなければならない "なぜ民間人を巻き込んでの公なイベントというリスキーな手段を用いるのか? " コレは公なイベントではない 2 はとりあえずの大枠を提示しただけなのでまだまだ色々変わっていくと思う 民間人を巻き込むのは確かに問題ありだけど安全が保障されてる事などがきっちり確認されれば 一応実験は有りではあいだろうか、実際は安全が守れなかったという事がこの物語で問題となってくる 48. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 21 59 16.96 ID W23sdIMO0 34 , 36 , 40 補足 45 人や団体、キーワードで説明すると ・○○(厚生省、総務省あたり) 家事手伝いロボットなどを管轄する省 ・○○(科技省、経産省あたり) 工業用ロボットなどを管轄する省 ・○○(防衛省のつもり) 新型ロボット(ヒロインとか)を管轄(というか研究予算を付けてる)するロボット ・推進派 新型ロボットを完成させそれらのロボットを今後の管轄に入れたい○○省や防衛省研究者など この実験の詳細を知っている人たちの中での緩やかな集まり(実際会合があったりとかはないだろうけど) ・保守、抵抗派 ロボットに感情を与えることに嫌悪感を持つ人がほとんど、新しい政策を推し進めたい厚生省は この意味での抵抗派ではない ・画期的な方法B なんらかの技術。この技術を元に新型は開発されたが同時に人口妊娠や体外での胎児の成長にも この技術を応用されたものが使われている ・A(教授) 画期的な方法Bを開発した人。あんまり関係ないかも、話に絡ませるのはできると思う ・出生率低下 これや人口の減少が著しく進み 何かの対策が急務となっている 49. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/06/01(月) 22 00 06.70 ID W23sdIMO0 48 (続き) ・新しい政策(人口妊娠うんぬん) 人口妊娠うんぬん、国によって進められる画期的な政策、これが失敗することを恐れて新型の開発は 停止することになる。人々の間ではこの政策はロボットの支配を実現させるためのものではないかなどの 噂があるらしい。←この人々の認識と絡めて途中まで主人公をミスリードする。 ・首相 ロボットが好き。あんまり関係ないかも知れないけどこの首相の事もあり強引に新型の研究を止められなかったのかも ・新型ロボット(ヒロインなど) 画期的な方法Bの技術を使って作られたロボット。十数年前のかなり思い切った実験により 人間の生活する空間に放り込まれ実際の人間のように成長していくこととなる ・新型ロボット(ヒロインなど)研究開発計画 純粋な科学技術の発展を目的として計画された。立ち上げた段階では驚異的な勢いで進んだが 最近は保守、抵抗派の事もあり停滞気味 ・大会(イベント) 新型ロボット(ヒロインなど)の実験データ取得を目的として開催、なぜかすんなり認可される 実際は開発を停止するために認められた 主人公は感情を完成させるための実験だと途中まで勘違いしている
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神ノ虎高校に数ある部活の中のひとつ、ボクシング部。 副部長をボブは、とある大会に参加する事を部長のなぐり田に提案する。 しかし、その大会参加するには部員が足りず…!?
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このあらすじは、ID fhosrBzqO氏によるものです。 和久井さんが転校してきて三週間が経った。 放課後図書館に行くと、外井がなにやら難しい本を読んでいる。 「おい、外井っち。なに読んでんのさ?」 …ひふのびょうき… 皮膚…そうか… 「和久井っちのこと、知る必要あるだろ?」 外井は純粋な笑顔で答えた。 その本のすぐ下には 「おとこのからだ、おんなのからだ」 という本があったが、ここは外井の屈託ない優しさに免じて突っ込まなかった。 「…あ…」 どうしたんだろう。俺はこの光景を見たことがある。既視感というやつか… さて、涼しい図書館を出たら行く場所は一つ。 俺のじゃがいもワールドだ。こんな暑い時でも、じゃがいも達は土の中で俺を待っている。いざ、俺の聖域へ… すると…俺の聖域には一人の女子の姿があった。 そして、畑は荒らされた後だった… 「サ、サンクチュアリ!!」 「だ…だれがこんな惨いことを…」 …キッと、ただ側に立っている女子を睨む… まさか…こいつが? 「…ぁ…ぅ…ち、が…」 和久井だった。 「和久井さんがやったのか?」 「……」 黙って首を振る。 「じゃあ、誰がやったか知ってるか?」 「……ぅ…」 和久井さんは、黙って…悲しそうにうつむいてしまった… …じわじわと鳴くセミのこえと、草の匂い… じゃがいもは完全に掘り出され、そして潰されていた。一つ残らず。畑には複数の足跡…… 俺はただ、立ち尽くすしかなかった。 「…。。」 和久井さんが動き始めた。じゃがいもを、潰れたじゃがいもを土に埋める… 「何…してんの?」 「ぉ…は………か」 潰れてしまったじゃがいもたちを、可哀想ねと…次はうまく育つといいねと… 和久井さんは土をかけた。手を汚しながら…汗まみれで… !? まただ… 俺は…こんな思いをしたことがある…悲しい思いを秘めた少女の姿を見た…そんな夏を…知っているのではないのか…? 「…暑さのせいかな。」 白昼夢でも見たのだろう。俺はそのまま家に帰った。 次の日、学校に来ると外井の姿が見えなかった。 「あれ?外井は?」 「さあ、休みじゃないの?」 こんな時外井が行く場所は一つ。屋上しかない。 授業まで10分ある。 屋上の重い扉を開けると暗い階段に光が射し込んだ。 まぶしいので目が細くなる。外井が寝ころんでいる姿が見えた。 「あれ?誰か一緒にいるのか?」 仰向けに寝た外井の足のあたりに、誰かの髪の毛が見える。 ようやく目がなれてきた… 外井はズボンを穿いていなかった… そして、外井の下腹部のあたりには、女子生徒の頭があり、長い髪を外井のお腹に垂らしながら、上下に動かしていた… 「んぐ…ずりゅ…むぐ…れはァ……外井の…おおひふなっれるよ…?」 宮…小路…? 頭が真っ白になる… 心臓がバクバク言っているのがわかる。逃げよう。そう思った時、 「中井っち、そこにいるんだろ?隠れてないで出てこいよ。」 …あの笑顔だ…奴には何の後ろめたさもないのだ… 「いや!恥ずかしいよ外井!」 宮小路が真っ赤になって俺を追い返そうとする。 「見てたんだろ?一緒にやらない?…楽しいよ?」 俺は、気づくと二人の側に立っていた。 寝ている外井のペニスを宮小路が丁寧に舐めあげている… その宮小路の後ろに俺は立っていた。 「はは、緊張してんの?いいよ触って。こいつも喜ぶからさ。」 俺は四つん這いの宮小路の後ろから、ベージュのスカートをめくりあげる…白くて細いふとももが露になる…。 ふとももの裏側をそっと撫でる。 「ひゃう!」 「おいおい、敏感すぎるのも考えものだぞ?歯を立てんなよ」 宮小路のパンティは、白に紺の横縞だった。甘い匂いに誘われて、パンティの横から指を入れてずらしてみる… 「んぐ…れりゅ…あん…恥ずかしいよ…」 宮小路のそこはまだ無毛で…とても綺麗だった… 赤くて…無毛で… 「…!!」 (この豚!やけど!) 「…。」 (はい!カツラとりま~す!) 「……。」 頭の中を…悪夢がよぎった… 俺は何か大切な、何かとても辛く悲しい出来事を…それを止めるために…再びここに現れたのではなかったか…? 俺の思考回路が、突然別のものに変わった気がした…。 …気がつくと、目の前には膣から血を流した宮小路と、ショックでペニスを噛みちぎられて絶命している外井の姿があった… 「あ…ひどいな…これ…誰がやったんだろ…?」 わからない…手にはべたりと赤いペンキ…そして、俺はなぜか射精していた。 俺は返り血を浴びた制服のまま、屋上を出ようとした。 扉の前には、顔がただれた少女が立っていて、僕にありがとうといった。 声はしなかった。そんな気がしただけだった。 …長い夢を見ていた。酔ったのか?ここは同窓会の会場だ。 …。さっきまで俺の隣にいたのは、誰だったか…今は… 「寝てたの?中井くん。」 病気を克服した和久井さんが座っている…。整形も受け、今ではひどかった皮膚も綺麗になっている。声も出るらしい。 「なんの夢を見てたの?」 「潰れたじゃがいもの夢かな」 「なにそれ。」 …あ、思い出した。 「そういや、宮小路は?いなかったっけ?」 「ああ…あの女。死んだわよ?」 …え? 「死んでいいじゃない。あんなの。」 ……完
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セッション1「召集号令 13魔将軍特別部隊」 奇跡的な再会を遂げる幼馴染、一本の釣糸がもたらした運命の出会い、そして元投獄岩。 普通に生きていれば出会うことのなかったであろう5人は、初めての任務で北の森へと向かう。 セッション2「ギルツークの管制塔」 ガリア北にあるディルフラム軍要所、ギルツークの光。そこの統治者であるミカエルとハリードに呼び出される特別部隊。 そこで待っていたのは一本ねじが外れた人間の学者であった。 セッション3「ラスト夫妻の結婚式」 特別部隊結成時に運命の出会いを果たしたノアーレスとエンバー。 二人の結婚を、にゃんざぶろうの家の住人全員で祝おうとする。果たして結婚式は無事に執り行われるのだろうか? セッション4「ブラクザバス信者の暗躍」 バルバロス地域では食料が腐ってしまう事件が発生。また、同時期に人族地域で、失踪事件が発生していたことが発覚。 二つの事件に関連性はあるのだろうか?特別部隊は解決に乗り出す。 セッション5「マキシムの魔剣」 ギャレットの、サバトを守ろうとする強い思いがマキシムに届く。 マキシムはギャレットに神聖な力と、ひとつの試練を与える。 セッション6「思い出の秘密基地にて」 ギルツーク開放に向けて本格的に乗り出した特別部隊。 そんな部隊が情報収集のために向かった先は、幼馴染が昔過ごした、懐かしい思い出の土地だった。 セッション7「海の漢と海の賢者」 ガリア以外の町から情報を得ようと、一向は北の港町オイグルドーズに向かう。 そこで待ち受けていたのは、海戦真っ只中の風景と、二人の偉大な船乗りだった。
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世界最後の日 第三次世界大戦が勃発し世界が大混乱する。 その中で五人の男たちが立ち上がる! 地球再建時代 地球の9割りが海になってしまい人口が大幅に減少した。 その中で残った土地で専制政治を掲げる国があった。 それに対し民主主義を掲げる国が出現。 2つの国の残り少ない土地をめぐって大バトル!! 王朝縮小時代 とうとう地球は滅び 人々はハイネセンに居住区を移した。 ラインハルトひゃ実は皇帝陛下の息子だった! 再び専制政治は続行されるが皇族は著しい衰退を見せ始める。 そこに009と名乗る宇宙海賊が現れる!!! 宇宙海賊時代 かの宇宙海賊が再び力をつけ現れる。 大統領誕生 宇宙の城 宇宙にぽつんと浮かぶ城「ラピュタ」それをめぐる三すくみの取り合い 宇宙帝王時代 魔王が誕生してしまった。 その魔王を止めるべく遠野志貴という直死の魔眼をもった高校生が立ち向かう。 狂乱時代 いままで死んでいった艦隊司令官たち15人が復活!? 迎え撃つのは現在の艦隊司令官たち!!!!!!!!
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暴行動画1 暴行動画2 首締め、飛び蹴りの動画が拡散。 なんと、男が女性に暴力を加えており、驚くことに中学生が加害者。 別動画では、被害者女性に対して手淫を行う様子まで撮影されていることが明らかに。 動画の拡散とともに、個人特定が続く。 一部マスコミで記事となるが、警察の捜査進捗等は不明な状態。 関与した学校、教育委員会も煮え切らない対応。 仲間同士のイザコザが発展とも思えるが、中学生でありながら、男性が女性に暴力を振るうそのときに、撮影する並外れた異常さに加えて、手淫を強制する異常さ。 上記の事情により、動静が見守られている案件。 名前 コメント